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締切を過ぎた仕事を自動で赤くする|Googleスプレッドシートの条件付き書式

読了目安:約5分

締切を過ぎた仕事を自動で赤くする|Googleスプレッドシートの条件付き書式

「発注の締切に気付かなかった」「問い合わせの折り返しが翌日になってしまった」「担当者ごとに期限の確認方法が違う」。小さな店舗や少人数の事務所では、予定や依頼を一覧表にまとめても、期限が近い仕事を見落とすことがあります。

そんなときに試したいのが、Googleスプレッドシートの「条件付き書式」です。セルの内容に応じて背景色を変えられる機能で、日付と進捗状況を組み合わせれば、締切を過ぎても未完了の行だけを自動で目立たせることができます。プログラム開発は不要です。

目次CONTENTS

まずは4列の管理表を用意する

次のような表を想定します。

A列:仕事 B列:担当者 C列:期限 D列:状態
取引先へ見積送付 佐藤 2026/10/16 未対応
備品の発注 鈴木 2026/10/20 対応中
週末イベント告知 高橋 2026/10/15 完了

この例では、1行目が見出し、2行目からデータです。C列の期限は文字列ではなく、スプレッドシートで日付として認識される値にしてください。D列の状態は「未対応」「対応中」「完了」など、表記を統一します。

設定は3ステップ

1. 色を変えたい範囲を選択する

スプレッドシートを開き、範囲 A2:D100 を選択します。期限のセルだけを赤くしたい場合は C2:C100 でも構いません。以下では、仕事の行全体を淡い赤色にします。

2. [表示形式]→[条件付き書式]を開く

右側に表示される設定パネルで、条件を「カスタム数式」に変更します。Google公式ヘルプでも、他のセルの内容を使って行全体を色分けする方法が案内されています。

3. 数式を設定して色を選ぶ

以下を入力します。

=AND($C2<>"",$C2<TODAY(),$D2<>"完了")

背景色を薄い赤にして[完了]をクリックします。

この数式の意味は次のとおりです。

  • $C2<>"":期限が空欄ではない
  • $C2<TODAY():期限が今日より前
  • $D2<>"完了":状態が「完了」ではない

つまり、期限切れで、まだ完了していない仕事だけが色づきます。当日締切も赤くしたいなら、条件を $C2<=TODAY() に変えます。最初に適用した範囲がA2から始まるため、数式も2行目を基準にしています。

使う前に確認したい3つのポイント

日付形式を統一する。 C列に「10月20日ごろ」「来週」などの文章を入れると、日付として正しく比較できません。日付として認識されているか確認してください。

完了の表記をそろえる。 「完了」「済」「対応済」が混在すると、数式で除外できない行が生まれます。状態は選択式にしておくと運用が安定します。

色を付けただけで通知されるわけではない。 条件付き書式は表示を変える機能です。メールやチャットへの自動通知、担当者へのリマインド配信まで実行するものではありません。まずは一覧表を見たときに優先順位が伝わることを目的にしましょう。

なお、TODAY()は再計算時の現在日付を返す関数です。閲覧環境、スプレッドシートのタイムゾーン設定、再計算のタイミングに注意してください。また、多数の複雑な条件付き書式や再計算関数はシートの動作に影響することがあるため、必要な列・範囲から小さく始めるのがおすすめです。

店舗なら、こんな表に使える

  • 飲食店:食材発注・棚卸しの締切
  • 小売店:仕入先への確認・返品対応期限
  • サービス業:見積回答・折り返し電話の期限
  • 事務担当:請求書処理・申請書類の提出期限

初日から全業務をシステム化する必要はありません。既存の管理表をコピーし、まず1つの列だけ色分けして試してみましょう。関係者が普段見る表に自然に組み込めることが、継続しやすい改善の第一歩です。

まとめ:期限を「覚える」から「見れば分かる」へ

期限の見落としを減らすには、気合いや注意力に頼るだけでなく、状況が一覧で見える仕組みを作ることが大切です。Googleスプレッドシートの条件付き書式は、特別な開発なしで始められる方法の一つ。まずは、今ある期限管理表を3ステップで改善してみてください。

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初回相談は無料です。エイデックマネジメントのお問い合わせ窓口からご相談ください。

出典・対象条件

確認日:2026年10月19日

対象・条件: Googleスプレッドシートを利用する中小企業・店舗の担当者向け。手順はPCブラウザ版を前提とし、Googleアカウントと対象シートの編集権限が必要です。

期限: 公募・制度の紹介ではないため申請締切はありません。操作画面や機能は変更される場合があります。

自社の実務提案: 4列の管理表、空欄・完了を除外する数式の組み合わせ、色と状態の運用ルール、業務別の利用例は当社の提案です。まずは本番の表をコピーし、自社のデータで動作を確認してください。

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