議事録や資料作成の時間て本当に必要なのか
これまでに会議や商談で議事録をつくるたび、資料作成がわりと得意な私でも毎回数十分かかってしまうことに課題を感じていました。文字起こしサービスを検討したこともありますが、どれも費用面で導入に踏み切れず、結局手作業のままという状況が続いていました。
最近はクラウドの無料文字起こしも登場し、Notion AI や ChatGPT にも類似機能があります。しかし、録音データをそのままクラウドに預けるのはセキュリティ面で不安が残るし・・・また、会議の途中で口にする機密情報はもちろん、周囲の雑音から表情の様子まで推測される時代。経営に関わる重要データを外部に丸投げするリスクは避けたいと考えました。
Whisper を使ったローカル文字起こしの構築
そこで、OpenAI のオープンソース音声認識モデル「Whisper」を使い、録音データをローカル環境で文字起こしできる仕組みを構築してみました。Pythonを実行、またはブラウザで音声ファイルを読み込むだけでテキストファイルを出力し、そのまま議事録の叩き台にできるようにしています。クラウドに依存しないため、機密情報を守りながらも即座に内容を整理できるのが大きなメリットです。
展開方法と今後の活用
この仕組みで、安全にテキスト化し、必要な箇所だけを整えたうえで ChatGPT や Notion AI に清書を依頼できます。AIの要約の制度も驚くほど制度が高く、次回のTodo(やること)も担当者ごとに作ってくれる程です。意思決定の共有が早まり、会議の振り返りもめちゃくちゃ簡単になりました。
もし同じ課題を感じている企業さまには導入サポートも可能です。会議の質を維持しながら、生産性を高めたい方はぜひご相談ください!